2021.09.28

家や仕事がなくても、生活保護で生活を立て直せる?

みなさまこんにちは、いえとしごと編集部です!

生活保護の制度ってどんなものだろう?、本当に生活を立て直せるのかな…」 
こんな不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、実際に弊社の利用者である横田さん(仮)のエピソードを踏まえて、
「家や仕事がなくても生活保護で生活を立て直せるの?」といった疑問にお答えします!

 

結論から申し上げますと、
 生活保護などの支援を使って*生活を立て直すことはできます。
(*ここでの生活を立て直すとは、日払いなどではない一定の収入があり仕事につき、寝食可能な家がある状態を指します)

 

しかも、そういった支援を用いた方がより早く家とお仕事を見つけられるかもしれません。
なぜなら、生活保護費で自分名義の住まいを借り、時間をかけてお仕事を探すことができるからです。

また、市役所の方が一緒に身分証をつくるサポートもしてくれます。
ひとりで生活を立て直すより、支援を利用したほうが結果として立て直しが早そうですよね。

 

この記事では、

・生活保護などの支援を用いて横田さん(仮)がどのように生活を立て直したのか?
・生活保護を受給するメリット
・生活保護を受給する際の注意点

などについて解説いたします。

 

生活保護を利用して、横田さん(仮)はどのように生活を立て直したのか?

横田さん(仮)とは?

基本情報

東京都在住、27歳男性

学歴 高卒
直近のお仕事 飲食のアルバイト
いえとしごとにきたときの状況 無職。コロナの影響で、アルバイトのシフトが減少。会社都合で、アルバイトが打ち切りになった。家賃を払えず、家をでなければいけなくなり、携帯も止まる。ネットカフェからインターネットでお仕事を探しているとたまたまいえとしごとを見つけ、いよいよ路上生活になるというタイミングでいえとしごとを訪れた。


その後、横田さん(仮)は寮付きのお仕事ではなく、一度支援を利用することを選ばれ、近くの市役所で生活保護を申請されました。

受給決定後、自分名義の住まいを借りて生活を落ち着かせてから、仕事を探して、現在は生活保護を卒業されて働き始めています。

 

横田さん(仮)が生活保護を受給してできたこととは?

1.自分名義の住まいを借りる
2.携帯を再契約
3.時間をかけて納得のいく仕事を探せた

順を追って解説していきます!

 

1.自分名義の住まいを借りる

横田さん(仮)はまず、住んでいた地域の市役所に相談に行きました。
(相談自体は住民票のある住所ではなく、現在お住まいの地域の市役所で可能です。)

生活保護を申請し調査を受けた後、ケースワーカーさんと相談をしながら、
ご自身で住まいを借りることができました。

 

2.携帯を再契約

生活保護費を使って、携帯を再契約しました。

これによって、仕事をする際に必要な連絡手段を確保することができました。
(①インターネットが使えるため、求人情報などにアクセスでき仕事の選択肢が格段に広がります。②また、電話番号を得たことでお仕事に応募することが出来るようになりました。)

携帯を再契約出来ない方へ。(過去に支払いを滞納してしまった方など)】

いわゆるブラックリストに乗ってしまうと、携帯を再契約出来ない場合があります。その場合は、月額で利用可能な携帯のレンタルサービスもあるようです。必要に応じてそのようなサービスの利用を検討されてみてください。

3.時間をかけて納得のいくお仕事を探せた

生活保護費を使いながら、時間をかけて就職活動をすることができました。

時間をかけることで日雇いや派遣の不安定なお仕事ではなく、
長く安定して働ける雇用形態で、自分のやりたい仕事を見つけられる確率が上がります。

また体調などに不安がある方は、週に1,2回など、少しずつ働くことも可能です。

ここまでは、横田さん(仮)が生活保護を使い、どのように生活を立て直したかをみてきました。
生活保護を使って生活を立て直すイメージは持てましたか?

 

生活保護を受給するメリット

メリット

1.医療費がかからない。
2.路上生活になる不安から開放される。
3.お仕事に少しずつ慣れることが出来る。

順を追ってご紹介します!

 

1.医療費がかからない

生活保護のサービスは2タイプあり、住宅扶助や生活扶助などの現金として受け取りできるものと、無償で利用できるものがあります。

一般的にあまり知られていないこととして
生活保護の受給をされている方は病院などを利用の際に必要な医療費の負担がかかりません。

そのため何かご病気がある場合でも、医療費を心配することなくお仕事を探すことができます。

2.路上生活の不安を解消できる

ひとたび路上生活になってしまうと、
夜の公園で何があるかわからなくて眠れないなどのストレスから精神的な病にかかる方もいます。

生活保護を受給し、まず寝食可能な住まいがあると落ち着いてお仕事を探せるのではないでしょうか?

3.少しずつお仕事に慣れることができる

生活保護を受給していると、
ケースワーカーの方とともに就職活動をすすめることができます。

週に1,2回などお身体に無理のない範囲で働くことも可能です。

ただし、ご自身の収入額が増えるとその分、生活保護費は減少しますので
その点は予めケースワーカーさんと相談されてみてください。

アルバイト等の収入が報告されていないと、
稼いだ額の返還を求められる場合があるので要注意です。

生活保護を受給する際の注意点



申請後、すぐに現金が手に入るわけではない

生活保護を申請後、生活保護を受給できるかの調査が行われます。
この調査は原則14日以内(最長で30日ほど)です。

この期間は、場合によっては市役所から宿泊所を紹介してもらえたり、
社会福祉協議会の臨時特例つなぎ資金貸付制度等を利用できる場合もあるようです。

また厚生労働省によると
生活保護申請時に必要な書類は特別ありませんということになっています。

 

生活保護の申請にあたっては、必要な書類は特別ありませんが、生活保護制度の仕組みや各種社会保障施策等の活用について十分な説明を行うためにも、生活保護担当窓口での事前の相談が大切です。なお、生活保護の申請をした後の調査において、世帯の収入・資産等の状況がわかる資料(通帳の写しや給与明細等)を提出していただくことがあります。(厚生労働省HPより引用)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html

ただし、申請後の調査で必要な書類がある場合がございますので、以下を参考にしてみてください。

事前に書類を揃えられる方は、申請時に持っていくことをおすすめいたします。

・生活保護申請書
・資産申告書
・収入、無収入申告書
・(必要に応じて)一時金申請書(アパートの初期費用など)

これらの書類は市役所に置いてありますので、ご安心ください。

最後に

今回は、横田さん(仮)のエピソードを踏まえ
「家や仕事がなくても生活保護で生活を立て直せるの?」といった疑問にお答えし
生活保護を受給するメリットや注意点も合わせてご紹介しました。

今回最もお伝えしたかったことは、
「生活保護を利用することで生活を立て直せる」ということです。

まずは近くの市役所や福祉事務所に相談してみましょう。

調査に時間がかかることもございますので、
お早めに相談に行かれることをおすすめいたします。

みなさまの貴重な時間を割いて、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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