皆さまこんにちは、いえとしごと編集部です!
「ホームレス状態でもアルバイトってできるの?」
「住む場所がなくて住所不定状態だから、なかなか仕事が見つからない」
こういったお悩みをお持ちではありませんか?
弊社は住み込みのお仕事をメインに紹介させていただいているのですが、実際にホームレス状態になってしまった方からのご相談もたくさんお受けしてきました。
この記事ではそんな弊社の経験から踏まえ、
- そもそもホームレス状態でもバイトはできる?
- 住所不定状態でもできるバイトとは?
- 自分にあう仕事をしっかり選びたい場合に必要なもの
- ホームレス状態の人におすすめなバイト
といったことを解説していきます!
そもそもホームレス状態でもバイトはできるの?
結論から言えば、ホームレス状態でもアルバイトができないわけではありません。
ただし、状況によってはできるアルバイトの選択肢がかなり少なくなってしまうことがあります。
例えば、
- 家はないが、ネットカフェ暮らし状態で携帯電話や身分証明書は持っている方
- 家だけでなく、携帯電話も身分証明書もない路上生活状態の方
上記の2つの状況を比べると、アルバイトを見つける難易度が変わるのはなんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか?
ホームレス状態でも、ある程度現金があり、携帯電話や身分証明書も持っている場合でしたら、アルバイトを見つけるのはそこまで難しくはありません。
ただ、そこから面接に行く際の交通費がなかったり、携帯電話や身分証明書がなかったりなど、お仕事を見つける際に必要なものが欠けていくと、アルバイト探しがどんどん難しくなってしまいます。
ですので、もしこれをお読みのあなたが、ホームレス状態でも多少の所持金があり携帯電話や身分証明書がある場合でしたら、なるべく早めにお仕事を見つけるようにしてください。
住所不定状態でもできるバイトとは?
とはいえ、携帯電話や身分証明書がない状態でもできる仕事は全く無いわけではありません。
ただし、大きな企業やチェーン店は身元確認がしっかりしているところが多いので雇ってもらうのはなかなか難しいでしょう。
なので個人で経営しているお店や、人手不足の中小企業などが中心になります。
しかしそういった身元確認ができなくても雇ってもらえる仕事は、労働環境が悪かったり、日雇いなど不安定な仕事も多いというのが現状です。
また、「ホームレス状態の人は仕事を見つけにくい」というのを利用して、不当に安い給料で仕事をさせようとする企業や組織もあります。
最悪の場合、詐欺などの犯罪の片棒を担がされてしまう可能性もありますので、仕事を探す際はどういった会社なのかしっかりと見極めるようにしてください。
自分にあう仕事をしっかり選びたい場合に必要なもの
「長く勤めて生活を立て直すために、ちゃんと自分に合うアルバイトを選びたい」という人も多いかと思いのではないでしょうか?
そんな方は、以下の3つがあると選べるお仕事の幅がかなり拡がります。
- 連絡手段(携帯電話、スマートフォンなどの端末)
- 身分証明書
- 住所
それぞれについて解説していきましょう。
1.連絡手段を確保
携帯電話を持っているか持っていないかで選べる仕事の幅がかなり変わってしまいます。
例えば、面接の結果を教えてもらったり、シフトなどの業務連絡も基本的にはすべてネット上での連絡になるため、「携帯電話が使えない人はそもそも雇わない」という会社がほとんどです。
なので、仕事を探すためにはまず連絡手段の確保を最優先することをおすすめします。
この記事をお読みの時点でインターネットには接続できる環境があると思いますが、仕事探しにはインターネット環境だけでなく電話番号が使用できるととても有利です。
もちろん携帯番号が使えなくても雇ってくれる会社がないことはありませんが、数はかなり限られてしまいます。
料金の滞納などをしてしまって携帯電話の契約ができない場合は、料金前払いのプリペイド携帯などを検討してみてください。
・あわせて読みたい:ホームレス状態でもスマホの契約ってできるの?
2.身分証明書を手に入れる
採用され、雇用契約を結ぶ際には身分証明書のコピーや住民票の写しなどが必要になります。
なぜこういった書類が必要になるかというと、身元が不明な人を雇うのは企業側にとってリスクがあるからです。
例えば指名手配されている人や、不法滞在をしている外国人の方などを雇ってしまう可能性などが考えられますよね。
こういったリスクを負いたくないので、一般的な企業に就職を考えている場合は身分証明書が必要になります。
逆にいうと身分が不明な人でも雇いたいという企業は、かなり人手不足なところが多く、仕事内容が過酷だったり、労働環境や条件が悪い場合も多いので、注意してください。
身分証明書が提出できなくても働ける条件がいい仕事もないことはありませんが、数は限られてきますので、どういった企業なのかをちゃんと見極めるようにしましょう。
運転免許証やマイナンバーカード、保険証などの公的な身分証明書と、住民票の写しが提出できるようなら全く問題はありません。
しかし、そういった書類が全く無い場合は、まずはお近くの市役所や区役所の相談窓口に相談をしに行くというのもおすすめです。
窓口で「住所不定で身分証明書がまったくなく、働ける場所が見つからない」と相談すれば、身分証明書を揃えるサポートや、泊まれる場所などを紹介してもらえます。
住民票の住所が遠い場合でも、「前日に周辺で泊まっていた」といった事実があれば、その近くの役所で相談を受けることができますので、安心して行ってみてください。
3.住む場所を手に入れる
自分にあった納得がいくお仕事をちゃんと選びたい場合は、連絡手段と身分証明書だけでなく、住所も手に入れたほうがやっぱり選べるお仕事の幅が広がります。
ただ、仕事も貯金もない状態だと物件を借りる審査を通すのはかなり困難なのは事実です。
もし自力で揃えるのが難しい場合は、一時的に生活保護を受給して生活を立て直すサポートを受けてみましょう。
・あわせて読みたい:家や仕事がなくても、生活保護で生活を立て直せる?
とはいえ、「事情があって生活保護は受給したくない」という人も多いんじゃないでしょうか?
そこで、次の章ではそんな人におすすめしたいお仕事を紹介したいと思います。
ホームレス状態の人におすすめなバイト
日払いの仕事
ホームレス状態だと、「所持金がないからすぐにでもお金が欲しい」という人も多いんじゃないでしょうか。
そういった場合には、日払いをしてくれるお仕事をおすすめします。
ただ先ほども書いた通り、身分証明書がなかったり携帯電話がなかったりなど、お仕事に就くに必要なものがない場合、日払いのお仕事を見つけるのが困難な場合がありますので注意してください。
またお仕事を選ぶ際に気をつけてほしいのは、職場に向かう交通費です。
基本的に面接に行く際の交通費は自己負担となりますし、日払いでもお仕事に行くための片道交通費は一時的に自分で立て替えることになります。
ですので、
- 面接の往復交通費
- 職場への片道交通費
上記の合計3回移動する分の交通費があるかを確認してから応募しましょう。
折角面接に行き採用されたとしても、初回の交通費が出せなかった場合、時間もお金も無駄になってしまいます。
交通費が出せない場合は徒歩圏内にある職場を探す必要があります。
もし求人の文章に「所持金0円でも大丈夫。交通費も全額支給です」といったようなことが書かれていたとしても、一時的に立て替えて職場に到着したあと、支給されるという流れのお仕事が大半です。
事前に交通費を渡すのは持ち逃げなどのリスクがあるため、対応してくれる会社はほとんどありません。
交通費の事前支給を希望する場合は、応募する際にその点について企業側に質問してみてください。
ただ、事前に交通費を支給してくれる企業は現状ほとんどないので、選べるお仕事の種類がかなり少なくなくなってしまうというのが現実です。
住み込みの仕事
住み込みのお仕事なら、家と仕事を同時に手に入れることができるので、ホームレス状態になっている場合でも一気に生活を立て直すことができますよね。
ですので、ホームレス状態の方には住み込みのお仕事を探すことをおすすめします。
また、前述の通り面接に行くための交通費が必要な仕事もありますので、交通費が出せない場合は「赴任交通費支給」や「赴任旅費支給」と書かれている求人を探してみてください。
ただし、そういった求人でも「一旦交通費を立て替えてもらって、現地に着いた後に支給します」という場合があります。
ですので、応募する際に交通費の立て替えができないということを企業側にあらかじめ伝えておいて、事前に交通費がもらえるかの確認をしておくのを忘れないようにしましょう。
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