求人原稿を作っているんだけど、どうやって書けばいいんだろう？
求人票に明記しないといけないことって何かあるのかな？
上記のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか？
弊社では「いえとしごと」という求人サイトを運営しているのですが、上記のような採用担当者様からのご相談・お問い合わせもお受けしてきました。
この記事では、そんな弊社の経験を踏まえて下記の点について解説していきます。
弊社では業種を問わず低コストで人材を募集可能です！
求人票に明記しなければいけない事項
職業安定法というの法律では、下記の項目を明記するように定められています。
求人票で明記する必要がある項目
- 業務内容
- 雇用期間
- 就業場所
- 就業時間、休憩時間、休日、時間外労働
- 賃金
- 加入保険
- 募集者の氏名または名称
- 派遣労働者として雇用する場合はそれを明記
それぞれを簡単に解説していきますね。
業務内容
求職者に担当してもらうお仕事の内容を記入しましょう。
ただ、簡単に記載しすぎててしまうと、「どういった仕事なんだろう」と求職者がハードルを感じてしまい応募が来づらくなってしまいます。
例えば「居酒屋のキッチン業務」でも、下記のようにできるだけ具体的に仕事内容がイメージできる文章にするのが、応募を増やすポイントです。
業務内容の例文
都心にあるおしゃれなイタリアン居酒屋のキッチン業務を担当していただきます。
まずはサラダやスープ、お肉の盛り付けなどの簡単な調理からスタート！
ゆくゆくは本格的なピザやパスタの調理もお任せします。
しっかりとした教育制度があるので、調理業務未経験での方でも大歓迎です。
「ピザやパスタが好き」「イタリアンが作れるようになりたい」という方、ぜひご応募ください！
雇用期間
雇用契約が継続する期間を記入します。
無期雇用の場合は「期間の定めなし」と記載することになります。
（試用期間がある場合はその旨も記載します）
期間を定める場合は雇用期間と更新の可否を明記しましょう。
雇用期間の例文
- 雇用期間の定めなし（試用期間3ヶ月。その他条件は同様）
- 雇用期間1年（更新あり）
就業場所
求人票に記載する就業場所は、「実際に働くことになる場所」です。
会社所在地ではないのでご注意ください。
入社後に転勤がある場合は、転勤先の場所も記入しておきましょう。
就業時間、休憩時間、休日、時間外労働
就業時間などを記載する欄には下記の点について記載します。
- 就業時間
- 休憩時間
- 時間外労働
- 休日（休暇）
- 裁量労働制の場合はその旨を記載
休日の欄に年末年始休業や夏季休業、有給休暇日数についても記載しておくと分かりやすいです。
雇用期間の例文
就業時間：9:00～18:00（うち休憩1時間）
時間外労働あり（月平均10時間程度）
休日：完全週休2日制（土日・祝）/ 年末年始、夏季休業あり
賃金
「賃金」の欄には月給などのお給料を記載します。
求職者は賃金を重視している場合も多いので、正確に記入しましょう。
（入社後に「求人票と実際の賃金が違った」というトラブルがかなり多いです）
また、試用期間中に賃金が変わる場合には、その旨を明記し、賃金を記載する必要があります。
固定残業代がある場合もその旨と賃金を明記してください。
加入保険
「雇用保険」「健康保険」「労災保険」「厚生年金」などの加入している保険について記入します。
募集者の氏名または名称
雇用主となる企業名、個人事業主の場合は屋号や氏名を記入します。
派遣労働者として雇用する場合は明記
労働基準法により、派遣社員として雇用する場合はその旨を明記する必要があります。
大抵の場合、求人票には雇用形態を記載する場所があるので、そこに「正社員」「アルバイト」「派遣社員」などを記入しましょう。
応募が増えるポイント・コツ
採用したい人物像を明確にする
応募を増やすためには、まずどんな人に応募してほしいのかを明確にしましょう。
ターゲットとしたい人物像から逆算して原稿を作ることで、自社に上手くマッチする人材を集められます！
「ターゲット像をどうやって考えていいかわからない」という場合は、以下の項目を書き出してみてください。
ターゲット像の必要項目
- 年齢層
- 性別
- 性格や価値観
- 経験・スキル・資格
- 転職理由（今の仕事に対する不満）
例えば下記のようになります。
・年齢層：20代後半
・性別：女性
・性格や価値観：コミュニケーションが好きで明るい。仕事とプライベートのバランスを大切にしている。
・経験・スキル・資格：新卒から接客業（飲食店）で5年以上勤務。実務経験はないが簿記2級を取得している。
・転職理由：勤務先の飲食店があまりにも激務で体調に影響があるため転職希望。接客ではなく、デスクワークに就くため簿記2級を取得し、転職活動をしている。
ターゲットが魅力的に感じそうな自社の特徴を挙げていく
続いて、設定したターゲット像が魅力に感じそうな自社の特徴を列挙していきましょう。
先程例として書いたターゲット像に刺さりそうな特徴を挙げてみると、下記のようになります。
- 経理事務のポジションを募集
- オープンな社風でおしゃべりも多い
- 簿記資格所有者は手当あり
- 残業ほぼなし
- 土日祝休み、夏季・年末年始休暇あり
- 掃除が行き届いたきれいなオフィス
ただし、魅力や特徴で嘘をついたり、過度な誇張をするのはNGです。
嘘や過度な誇張があると入社後定着率が下がってしまうので、結果的に採用コストが余計にかかってしまいます。
もし、ターゲット像に刺さりそうな自社の特徴が思いつかない場合は、ターゲット像を変えたり、新しい社内制度を用意したりしてみましょう。
社宅を用意したり、リモート勤務可能にしたりなどで、魅力を増やすことができます！
自社の魅力や職場の雰囲気などが具体的にイメージできる原稿を書く
先程書いたターゲット像と自社の特徴に基づいて、求人票を作成していきましょう。
作成する際は、自社の魅力や職場の雰囲気などが具体的にイメージできるような文章にするのが応募を増やすコツです。
仕事内容の例文
- 請求書作成・郵送
- 経理伝票の処理
- 経費精算
- 各種入金作業
- 決済処理
IT企業での経理事務をお任せいたします。
【具体的な業務内容】
マニュアルと先輩からの丁寧な指導があるので、未経験者大歓迎！
簿記資格取得サポート制度もあります。（資格手当あり）
残業ほぼなし、土日祝お休みなので、プライベートもしっかり楽しめます。
会社の雰囲気の例文
-
日頃からコミュニケーションを大切にしていて、社員同士の仲がとてもいい職場です。
15名程度の少人数なので、社員同士の距離感が近く、わからないことがあればすぐに誰かに聞ける環境が整っています。
面倒見がいい人が多いので、入社後はすぐに馴染めます。
また、どんな人の意見でも尊重する社風なので、立場や年齢に関わらず意見やアイデアを言いやすい雰囲気です。
また、くわしく雰囲気を伝えるために、写真や動画を活用するのもおすすめです。
いえとしごとでは業種を問わず低コストで人材を募集できます！
今回は求人票の書き方を解説してきました。
弊社では、業種を問わず低コストで人材を募集できる求人サイト「いえとしごと」を運営しています。
いえとしごとの3つのプラン
- 掲載課金プラン
- 応募課金プラン
- 人材紹介プラン（貴社に合う方を紹介して、採用の場合に費用発生）
応募が来やすくなる条件のアドバイスや、求人原稿・画像の作成代行も可能です。
人材の募集を検討している場合は、ぜひ下記をご覧ください！
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