ネットカフェで生活してるんだけど、住民票はどうなっちゃってるんだろう?
賃貸を探したいんだけど、ネットカフェ難民だから住民票が提出できない…
ネットカフェ難民状態になってしまって、上記のような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
弊社「いえとしごと」は寮付きの求人サイトなのですが、ネットカフェで生活している方から、下記のような住民票に関するご相談をよくお受けします。
- 住民票の提出ができなくてお仕事がなかなか決まらない
- 賃貸を借りようを思ったけど契約に住民票が必要になるので借りられなかった
この記事ではそんな弊社の経験を踏まえ、下記について解説していきます!
弊社「いえとしごと」ではネットカフェ生活から立て直せる寮付きのお仕事を掲載しています!
ネットカフェ難民になってしまうと住民票はどうなる?
結論から言いますと、転出届を出していない場合はその自治体に住民票が置かれたままになります。
なので、何の手続きもしないでネットカフェ生活を始めた場合は、以前住んでいたエリアの役所で住民票の写しを取ることが可能です。
しかし「地元に住民票を置いたまま上京してしてネットカフェに住んでいる」といったように、遠隔地に住民票を置きっぱなしにしている場合もありますよね。
こういった場合でも、下記のような方法で住民票の写しを取得できます。
遠くにある住民票の取得方法
- マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票の写しを発行
- 近くの役所で「広域交付住民票」を発行(詳しくは後述)
住民票の住所に住んでいない期間が長いと、職権削除で住民登録を抹消されてしまっている場合があるので、ご注意ください。
ただ、住民票の写しが取れたとしても、ネットカフェ難民状態を続けていると下記のように困ることがたくさん出てきてしまいます。
ネットカフェ難民になると困ること
- 住所不定状態になってしまうので、家や仕事を見つけにくくなってしまう
- 年金や税金関係の書類が受け取れず、知らない間にかなりの額を滞納してしまう
- 身分証明書(運転免許やマイナンバーカード等)の更新ができない
ネットカフェ生活が長く続いてしまうと、お仕事が見つけにくくなり、最悪の場合は路上生活状態になってしまうことも。
そうなってしまうと、自力で生活を立て直すのは困難になってしまいます。
そうなる前に、いち早く生活を立て直すための行動を起こしましょう。
ネットカフェ難民状態で住民票が必要になった場合どうすればいい?
ネットカフェ難民で住民票に関して困る代表的なパターンは以下の3つです。
- 住民票が置いてある場所が遠く、マイナンバーカードや交通費がなくて取得できない
- 身分証明書がなく住民票の発行ができない
- 職権削除により住民票が失効してしまった
それぞれのパターンでの対処法などを解説していきます。
1.住民票が置いてある場所が遠く、マイナンバーカードや交通費がなくて取得できない
この場合はまず郵送で住民票の写しを取ることをおすすめします。
必要な金額としては「300円の定額小為替+切手と封筒代」ほどです。
ただ、基本的には身分証明書のコピーなどの本人確認書類を同封する必要があります。
役所のホームページでどんな書類が必要か確認した上で、必要書類を送付しましょう。
郵便物の受け取りができないネットカフェも多いと思いますが、返信用封筒の宛名に「(受け取りたい郵便局名)留」と書くと、お近くの郵便局で受け取れます。
また、住民票が置いてある地域が遠くても、本人確認書類があれば近く役所で「広域交付住民票」というものを取得可能です。
ただ広域交付住民票は通常の住民票と異なり、戸籍に関する情報(本籍・筆頭者)や、住所移動の履歴などを記載できない点はご注意ください。
なので、あらかじめ住民票の提出先に広域交付住民票でも大丈夫かどうか確かめてから取得しましょう。
2.身分証明書がなく住民票の発行ができない
写真付き身分証明書がない場合は、その他の書類の提示でも発行してもらえる場合があります。
どんな書類が受け付けてもらえるのかは各自治体によって異なるのですが、東京都世田谷区だと以下のような書類の提示で住民票の写しを取得できるようです。
・健康保険証、介護保険証、後期高齢者医療被保険者証など、官公署発行の証明書
住民票の写し・住民票記載事項証明書を窓口でとる
(注意)証明書の種類や状況によっては、併せて他の本人確認資料等を提示いただく場合があります。
詳しくは各自治体のホームページでご確認ください
自治体のホームページに乗っていない書類でも特例として認められることがありますので、身分証明書が全くない場合でも諦めずにまずは窓口で市役所や区役所の人に相談してみましょう。
3.職権削除により住民票が失効してしまった
この場合、新住所の役所で失効してしまった住民票を回復させる手続きをする必要があります。
ただ、その前に住民票を置くための住所を用意しなければいけません。
とはいえ、賃貸を借りるときに住民票の写しが必要な場合が多いので、住民票が失効している状態では家を借りること自体が非常に難しいというのが現実です。
住所登録ができるネットカフェもあることにはありますが、非常に数が少なく料金も割高になります。
(前払い料金制になる場合が多いので、ある程度まとまったお金も必要です)
もし住民票を置かせてもらえる知り合いや友人がいる場合は、その人の住所に一時的に住民票を置かせてもらってから家を探しましょう。
そういった人が見つからない場合は、市役所や区役所に相談に行くことをおすすめします。(詳しくは後述)
ネットカフェ難民状態で家や仕事を探したい場合はどうすればいい?
結論から言いますと、ネットカフェ難民でも身分証明書と定期的な収入があることを証明できる書類があれば家は借りられます。
しかし、賃貸を借りる初期費用はだいたい家賃の4~5倍かかりますので、まとまったお金を貯めておく必要があります。
また仕事探しに関しては、住民票や身分証明書の住所と現在地(仕事の勤務地)が遠い場合、その説明を求められることが多いです。
「住民票だけ実家から移していない」といったことで言い訳することも可能ですが、身元が不明な人を雇うことは会社にとってリスクがあるので、
「では、居住している住所はどこですか?」
「そこに住んでいることが証明できるものを提出してください」
といったことを言われることもあります。
ではどうしたらいいかというと、以下の2つの方法がおすすめです。
おすすめの方法
- 市役所や区役所などで相談する
- 住み込みの仕事で家と仕事を同時に手に入れる
それぞれ簡単に解説していきます。
1.市役所や区役所などで相談する
まず検討してほしいのが、近くの役所の生活相談窓口に行って現状を相談するという方法です。
住民票の住所とは異なるエリアにいる場合でも、現在地の近くにある役所で相談することができます!
役所では仕事や家を探すサポートを受けられたり、無料で泊まれる場所を紹介してくれることもあるので、緊急の場合はぜひ相談しに行ってみてください。
また、場合によっては生活保護の申請も検討してみてください。
たまに、「ネットカフェ難民になると住所不定になってしまうので、生活保護は受けられない」と思っている方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。
生活保護は国民全員に対するセーフティネットですので、ネットカフェ難民状態の方でも申請する権利があります。
生活保護の申請を検討する場合は、最寄りの市役所や区役所の福祉事務所に相談に行きましょう。
2.住み込みの仕事で家と仕事を同時に手に入れる
役所には頼りたくない、生活保護は事情があって受けたくない、といった場合には自力で家やお仕事を探すことになります。
どんな仕事がいいのかといいますと、おすすめは住み込み(寮付き)のお仕事です。
住み込みのお仕事なら、家と仕事が同時に手に入れることができるため、一気に生活を立て直すことができます。
しかしながら、住所不定状態になっていたり、携帯が止まっていたりすると、お仕事を見つけるのは簡単ではありません。
そんな場合でも寮付きの仕事を見つけられるのが、弊社「いえとしごと」です。
「いえとしごと」とは?
弊社「いえとしごと」はお家がない方や携帯が止まってしまっている方でもお仕事が探せる寮付き求人サイトです。
もちろん利用料は一切かからず、完全無料!
いろんな状況の方がいらっしゃると思いますので、
- 携帯がない
- 身分証明書がない
- 現住所がない
- 緊急連絡先がない
- 即入寮したい
など、あなたの状況に合わせてお仕事の検索も可能です。